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設備配管工事が進行中

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現在、工事が着々と進行している現場では、空間のつながりと快適性を重視したロの字型のプランを採用し、中央の中庭を囲むように周回廊下を設けることで、空間全体をスムーズに回遊できる構成としました。この周回廊下の天井裏を設備配管スペースとして有効活用することで、意匠性と機能性を両立させ、設備配管を単に機能的に配置するのではなく、建築設計との調和を意識した計画としています。天井裏を活用することで室内の天井高を確保しながら、給排水・換気・空調ダクトを効率的に分散させることが可能になり、各居室への配管経路を短縮することで施工やメンテナンスの容易さを向上させるとともに、建物全体の美観を損なうことなく、すっきりとした空間デザインを実現しています。現在、天井裏の配管敷設が進み、計画通りにダクトが張り巡らされ、銀色のダクトがリズミカルに配置された様子はどこか気持ちが良く、並行して断熱材の施工や電気配線の作業も進められており、今後の快適な室内環境の基盤が整えられている段階です。

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